夢占い|青の夢

基本的な意味
- 理性や知性
- 精神世界
- 精神性
- 安らぎ
- 成功
青の色は、濃い青であればあるほど、精神性を増し、薄い青であればあるほど、安らぎを表します。
汚い色であれば、病気や悲しみを増させ、綺麗な鮮やかな色であれば、冷静さや理性などを表します。
青色の種類
コバルトブルー
精神性の高い色です。
水色
安らぎや安心、安定などを表す色です。
藍色
理性や知性を表す色です。
愛と藍の同じ発音から、理性的な愛情の意味もあります。
明るく鮮やかな青
集中力や創造力を表す夢です。
発展的な考え方をしたりします。
暗く沈んだ感じの青
不安感の現れのある色です。
不安な出来事や安心感がない時、憂鬱な時にみやすい色です。
病気の色でもあります。
濃い青
権力、支配、権威などの象徴です。
青の夢
青い髪の人
上司など、目上の存在や自分よりも権威がある人の象徴です。
薄汚い青の髪人の夢の場合、支配力が強くなりすぎている人です。
綺麗な青であればあるほど、尊敬できる理知的な人です。
権力欲は強さでなく弱さに根ざしている。
エーリッヒ・フロム(哲学者)
夢に出てきた人は、欲としても権力でしょうか。
それとも、権力を持ち、人を守るために権力をふるう人でしょうか。
哲学者は、権力欲は弱さを根源に持つと遺しました。
私たちは、人よりも優れていたい、優位に立ちたい、そんなときに劣等感というものを味わいます。
その劣等感は、弱さを隠し、人よりも優れ優位に立つ人間として振る舞い、時に、権力欲となり、そういった人たちが権力を持てば、弱い人たちを攻撃しかねません。
自分は、人よりも優れていると認めさせるために、権力を使い、同時にその人の根っこには常に弱さやビクビクした心があります。それは時に、暴力的な行いとして現れることもあるのです。
綺麗な青の髪をした人であれば、きっと、あなたを守ってくれ、愛し、目上に立つ存在としてあなたを尊重してくれるでしょう。
しかし、薄汚い青の髪をした人であれば、あなたを守ると言いつつ、あなたを攻撃し、あなたの心を壊しかねません。
人は、弱い生き物です。だからこそ、私たちは強くなろうと思いますが、同時に弱い自分を隠すことが一番弱い人間のすることなのだと教えてもらえるときとなるでしょう。
青い花
不可思議な体験をする前にみる前兆夢です。
理屈で判断できないことや科学で証明されていないこと、でも、確かに自分が体験した出来事のようなことに遭遇します。
僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。
スナフキン
私たちは、自分たちの知識に頼り、科学的に証明されたことを特に重視しがちです。
そんな中、青い花の夢を見る人たちは、今まで重視していたことが覆されることになっているのです。
スナフキンは、自分の目で見たことは、どんな馬鹿げたものも信じると言いました。
スナフキンは、賢く、知識も豊富に持っているとムーミンの話では頼りになるお兄さん役となっていますが、そんな彼は、知識に頼るのではなく、自分を信じることを大事に思っているようです。
特に科学の進歩が進んだ今、自分の感覚よりも知識に頼ってしまいがちです。
情報社会ですから仕方がないのかもしれません。
しかし、今必要なのは、知識や科学を頼る事よりも、自分を信じることのほうが重要なのでしょう。
あなたはどんな馬鹿げたことが起きても、自分を信じることができますか。
そんな問いを、近々自分に問いかけることになるのです。
青い鳥
幸せやあこがれの象徴です。
青い鳥
2人兄妹のチルチルとミチルが、夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くが、結局のところそれは自分達に最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという物語。
wikipediaから抜粋
青い鳥のお話は、夢の中で幸福を探しに行き、結局は自分の身近にあったということを発見する物語です。
幸せやあこがれの象徴と青い鳥をいうには、とても、浅はかなのではないかな?と感じます。
ふたりは、夢の中で青い鳥を探していましたが、最終的には見つからず、そして、私たちの夢の中にでてくる青い鳥が見つかったかもしれませんが、それが幸福だと一言で言い切るのは難しいのだと思います。
私たちは、幸せになりたいと願い、一番身近にある幸せに気づけないでいることがとても多いです。
この青い鳥の夢をみたならば、確かに夢の意味は「幸福」と甘美な音をさせる言葉に吸い込まれる前に、自分の手元にはもっとずっと前から、幸せを自分は持っているのだと忘れないようにしたいです。
チルチルとミチルは、おばあさんに頼まれて青い鳥を探しに行きます。
人の為に幸福を探しに行けるこのふたりの純粋さも、忘れてはいけないのでは、と思います。人の為に動くことができるこのふたりこそが幸福なのだと私は信じています。
あなたは、誰のための青い鳥を見つけたのでしょうか。
青い鳥がたくさんいる
今よりもっとより良いものが得られると思っている気が多い状態です。
青い鳥症候群(あおいとりしょうこうぐん)は、ーー中略ーー「今よりもっといい人が現れる」「今よりもっといい仕事が見つかる」など現実を直視せず根拠の無い「青い鳥」を探し続ける人たちを指す通俗的な呼称である。
Wikipediaから抜粋
青い鳥症候群は、今よりも、もっと、もっと、と、今の現状を理解せず、流されて行ってしまう状態を表しますが、まさにそのような状態となってしまっています。
あれもどれこれもよく、結局、どれもダメなのです。
もっともっと良いものが出てくる、それを追い求める理想家は、いつか足元救われ、滑ってしまうのです。
上ばかりを向いて青い鳥ばかりを見ているから、自分の足元に、沼があり、花があり、橋があり、自分の横には、恋人や家族、親しい人たちがいることを忘れてしまいがちになります。
理想は自分へ向けるもの、自分の周囲へは現実をしっかり向き合う必要性があるということを青い鳥がたくさんいる夢は教えてくれているのです。
鮮やかな青の肌の人
知識や知恵を与えてくれる賢い人の象徴。
話しかけられた夢ならば、内容はアドバイスとなっている。
愚者がこの世に出た理由は、賢者に彼らを生活させるためである。
ジョン・ラスキン(美術評論家)
社会評論家でもあったジョン・ラスキンは、賢者と愚者についての関係性についての言葉を遺しています。
自分たちが愚者だと思うことは、正直、にわかに耐えがたいものです。
あの人は賢者だと思うことも、正直、人としてなんだかなあと思ってしまうものです。
しかし、生まれてきた理由があるとすれば、賢者と愚者の持ちつ持たれつといった関係性は非常に重要なのだということは私には少しだけ解るような気がするのです。
人は、特に自分が愚かであると思うことが苦手であり、自分を人よりも優位に置きたい考え方は、自然の摂理を持った考え方だと思います。
この考え方が理にかなっているからと言って、全く持って、正しいとは思えませんが。
私たちが誰かを認めることや自分の愚かさを認めることに対して謙虚になりやすいのは、自分がしっかりしていれば、自分さえちゃんとしていればなんとかなったはず、といった心のわだかまりなのかもしれません。
私たちは愚者であり、知識や知恵がある人によって導かれていくことが生活させられているのであれば、私はどんどんその知識人を利用すべきだと思うのです。
もし、使命というものがあるのであれば、その使命を全うしていただくことに、こちらが愚者に成り下がることは悪いことではないのかな・・・なんて思ったりもします。
誰かの肌が青い
その人が問題解決のアドバイスをくれる。
青白い肌の人
その人が病気になる。
見知らぬ人の場合、災難が振りかかる予兆。