四柱推命の【大運・正官】を過ごした私の10年間の運勢はどうだったのか

四柱推命の大運の時期におおまかにどんな生き方や運勢があったのかについての私のソースについてご説明しようと思います。
皆様の判断のヒントに使ってみてください。
また、独学のアマチュアです。
大運の影響はけっこう大きいです。
振り返ってみると「あ、この辺で性格変わっているなあ」というのがよくわかります。
大運の正官とは?
大運は10年ごとに回っている運気です。
正官は変通星と呼ばれ、10種類(比肩・敗財(劫財)、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬)あるうちのひとつです。
この正官の基本的な意味は社会、生真面目、責任感、プライド、社会貢献、ルール、誠実、行動力、男性といった意味合いをもっています。
女性にとっては男性運の象徴のひとつとして捉えられることもあります。
この星が回ってくると、社会運があがると言われています。(傷官があると逆に社会運を壊してしまう可能性もでてきますが。)
この大運が回っているうちは、社会に認められたい(子供にとっては両親に)ですし、社会にでて働きたい意欲が湧いてきます。プライドもありますし、行動力があがります。
型にはまって(会社など)動くことも得意としますから良い正官が働き盛りの時期にこの星が回ってくるのがうれしいですね。
ニート状態だった人に、大運に正官がやってきますと社会にでて働こうとしたりする感じになります。
大運・正官の良し悪しを対峙させてみる
良い状態と悪い状態を対峙させてみようと思います。
良い⇔悪い
社会でキビキビと働く⇔社会から離脱する
真面目、誠実⇔真面目過ぎる、肩ぐるしい
責任感⇔神経症
プライドが高い⇔プレッシャーに負ける
社会貢献をする⇔引きこもる
ルールを守る⇔ルールに縛られる
行動力がある⇔(会社などを)何度もやめる
男性に出会いがある⇔悪い出会いがある、別れる
こんな感じでしょうか。良い側面が出ていない場合は悪い側面がでてきます。ちなみに、正官の運気は大運のうち前半に大きく感じられやすいです。ですから、大運の切り替わりの時期に会社を辞めたり、恋人と別れたりなどの行動力が現れたりします。
正官や偏官の数が大運・歳運でいっぱい増えてしまった! ていうときは、悪いほうが強く出てしまいがちなこともあります。
正官が正常に働いた場合は・・・・・・
出世します、仕事が増えていきます。イキイキと働くことが出来ます。
社会で働いていなかった人が社会にでて働いてみようと思います(主婦がパートにでたりします)。
社会についてすごく興味深くなってきますから、新聞読んだりすることなども多くなりそうです。
規則正しい生活をするようになったり、束縛されることが気にならなくなります。よって結婚などもスムーズに進みやすいです。
行動力もあがり、そとへそとへと意識が向かっていきます。結婚したいなーと女性が思いやすくなり、結婚相手に出会います。
責任感がありますから、なにかを成し遂げるには十分な運気となります。
基本的にこの時期の人はみんな社会にでて働いていると思います。笑
正官が大過した場合は・・・・・・
過ぎたるは及ばざるがごとし。
正官が大過してしまう(もともと正官を持っているなど)と、真面目さ故に耐えられないことが出てきます。考え方が凝り固まってしまいやすく、その正しさにそぐわないことに適応することが出来ません。柔軟性にかけてしまいます。
そういう状態が長く続きますと、最悪うつ病など、精神病にかかることになります。
プライドも高くなってしまってプレッシャーにまけてしまい、逆に落ちこぼれる可能性も出てきますね。
多くは社会についての問題が浮上すると思います。
子供にとっては学校、お教室など。大人にとっては会社、子供の親関係のコミュニティーです。
つまり、プライベード以外のところでコミュニケーションが円滑に回らないなどといった問題が生じやすいですね。
女性にとっての出会いや結婚の時期?
女性にとって恋愛運と仕事運は同じって言われる所以かな。
正官の年は仕事をしますし、恋愛もします。そのときに、仕事の調子がいいときはいい出会いが見込めますでしょうし、仕事の調子が悪いなと思えば、恋愛運も低いと思ってみればいいかもしれません。笑 それから病気なども含めて考えてみたらいいです。(前回の大運のときの歳運のなかで運気がよかった時期をチェックです。)
大運、されど大運です。
しかし、二十代三十代に悪い運気が入ってしまい、婚期を逃してしまうっていうことになるのも大問題です。
そのなかで歳運がいい年を探し、結婚するのもありなんじゃないかなと思います。また、そのとき歳運は官星や傷官の年はやめたほうがいいでしょうね(*・ω・)
また、ケンカも多くなりやすいのも事実です。女性にとって男性の星が入るということは、自身が真面目になるっていうことでもありますし、仕事をするということでもあります。
責任を持とうとする社会性を持つ(これが結婚)という意味もあります。
相手が無責任であったりすることにムカムカしやすい傾向も秘めています。型にはまった形じゃないとイライラッともしやすいです。まあ、無責任な相手と結婚するよりかはマシですが、自身が凝り固まった考え方をしていないかはよく考えてみる必要性はありそうです?
この時期、ストレスが良い形になってかかればいいですが、悪い形ですとイライラしやすくなるのです。もし、イライラしたのであれば、自身にとって正官の運気は過ぎたるものなのかもしれません。
私の大運の正官が巡ってきたときの体験談(官雑している人です)
私の命式は冬の晴れた日の畑です。そこで薪をくべながら焚火をしています。そこには少しだけの野菜が出来ますから、それを収穫しています。
こんな感じの命式です。
もともと冷えている冬の畑ですので丙の太陽(印綬)などは大好物ですが、野菜がこれ以上増えると栄養分をガンガン持っていかれて畑の栄養分がなくなりますし、野菜ではなく雑草いっぱいになります。
よって、乙(偏官)は苦手です。甲(正官)は、水を保有してくれますから結構重宝しているんですって感じでしょうか。
基本的に己の人は、丙が三つあってもイイ・・・・・・!って言いますが、私にはひとつ日支にあるだけですね。
大運の正官はよい働きもしてくれていたと思いますが、ちょっと私にはしんどいところもありました。
もともと、正官と偏官がひとつずつ持っていますから、これ以上持つことにより、自身を強く束縛している状態になってしまっていたようにも思いました。また、社会に依存し、社会がすべてと思ってしまっているところもあり、よい人間であろうとするあまりに疲労困憊状態でしたね。
さて、7~16歳の間、私はどんな感じだったのかをご説明しようと思います。
正官のめぐっていた時期(7~16歳)のこと
超絶!真面目な人間でした。型にはまっていないと嫌な感じです。
学校のお勉強も真面目に頑張っていましたが、いかんせんそこまで興味が持てなかったために、そこまで? でした。塾に通ってようやくってところです。
勉強が追い付かないのがわかっていたので、自分で両親に願い出て塾に通っていました。まじめですね……汗
あ、ちなみに私は今三十超えていますが、じぇんじぇん真面目ではありません。爆
「先生」をあだ名す人たちがいるなか、私は先生をそのまま「先生」と読んでいました。先生は先生なのにどうして友達のように接するのかよくわかりませんでした。
いい子で、あんまり親に手をかけるようなこともありませんでした。親の言うとおりに育ったというか、真面目腐って育ってしまったので自我たるものが育たなかった節もあります。
子供時代に正官が回っている人は、真面目で親の言うことをよく聞く――いわゆる「イイ子」が多いと思います。
あと、小学生、中学生、高校生と部活動の部長やっていました。その器があるものかと思いますが(普通にないと思いますけど)、リーダーシップをとりたがるっていうのは当てはまるかなと思います。
自分で決めることも無意識ではありましたが、していました。
確実に自立している子供でしたが、同時に母親の顔色をうかがって母が望む形に持っていこうとするいい子でした。これは正官の弊害かなと思いました。
正官が悪さするとこうなる
自身を真剣に追いつめる星でもありますから、真面目で緊張しい。それに度がすぎていけば、身体がガッチガチの緊張状態になっていると思います。
子供のころから、緊張ばっかりしていて、頬ががちがちに固く。いわゆる顔がこわばっていました。そういう状態にネガティブな正官は陥らせてしまう可能性はあります。
実は16歳に歳運の正官がまわってきたときです。
過剰になった正官の星が悪さにまわりました。
メンタルを壊してしまいました。高校生にはいってすぐでした。
真面目腐った考え方が自身を縛り、ストレスを抱えさせ、精神を壊してしまったんでしょうね。
そして、翌年から回り始める歳運の偏官と大運の偏官により私はノックアウト。学校に通うのもヘロヘロになりながら通っていました。
つまり、正官が過剰にある場合は、真面目を通り越して自信を縛り付け、にっちもさっちもいかなくなり精神を病む可能性を危惧したほうがいい時期なのでしょう。
もともと、蔵干にも甲乙がひとつずつもっていますから、木はいらない・・・・・・ってやつでしょうね。
もし、正官が回ってきていて、「やばいのかな・・・・・・?」と思う方がいらっしゃったらほほをつねってみたらいいかもしれません。固くないですか? 固かったら緊張しすぎですね。
正官の男運はあったのか
女性にとって正官は男運になりますね。私自身は命式の蔵干にて正官と偏官を持っています。ですから、男運がないとはいいませんし、それなりに異性運はあるほうだったかもしれません?
正官の時期に幼かったのもありますが、好きな人はいました。付き合うとかはありませんでした。
そういえば、周囲の子たちよりも男の子たちと仲が良かったかもしれません。
隣の席の男の子と話しまくって、周囲の子たちに冷やかされるようになり、恥じらいのある私(笑)はそのまま喋らなくなってしまいました。
幼馴染に男の子もいましたし、正官や偏官の星が回っているときは、男が絶えないかもしれませんね。
しかし、結婚や恋愛に繋がったかというと、若かった・・・・・・若い故になにも収穫はありませんでした。笑
命式に正官がない人が正官が回ってきた場合
私の体験ではないのですが、身近な人の体験です。
命式にはひとつも正官がなく、主体性が揺れやすいタイプかなと感じます。
その人には正官がないのですが、大運で正官がまわりはじめる歳のことです。
結婚をしている人でした(偏財運のときに結婚です)が、なんと、ご主人の浮気が判明。そのまま離婚に繋がりました。子供がふたりいるため、仕事をすることになりました。
否が応でも、社会に出ざるを得ない状況に追い込まれていました。
また、正官の影響からか、お見合い話(というか、周囲から縁談のお話が・・・・・・)が続々にやってきています。
当人曰く、こんな状況で結婚する気にはなれない――とのことで、誰ともお付き合いするつもりはないようです(代わりに仕事をばりばりがんばりたいっていうことみたいです)。また、その人は命式内に離婚しやすい命式をしています。よって、晩婚のほうがよかったと考えられますね。
この人にとって大運の正官は、悪さをしやすい正官でした(十二運で判断です)。
『夫が自分の役に立たない』状態に陥る星のもとにありました。よって離婚をし、自分自身が男のようになり働くということになります。
この場合、再婚をすぐにしたとしても、やはり役に立たない夫である可能性が高いです。よって、しばらく結婚はしたくないでいいのでしょうね。
また、結婚をするならば、いい正官が歳運でまわってきた場合かなあ・・・・・・と思います。また、この人の場合、結婚したのが財運のときですから、財運の歳にふたたび、結婚を考えてみるのかもしれません?
悪い正官の対処方法はあるのだろうか
この頃、身近にいた人が癸(母)や乙(姉)でした。
もうおなかいっぱいの癸と乙でした。笑
一番の友人は丁でした。ですから、丙の友人などがいれば気楽だったのかもしれません?
ほかにも太陽を浴びたりなどすることも重要だったと思います。
重度のパソコンオタクに化していました。パソコンは五行の金に分類されますから、自身の土を削っていた状態でしょうか・・・・・・。
自身を脅迫しているような状態に環境がなっている(大運や歳運)のと、自身でパソコンを使うことによって身をけずっている状態だったようで、そりゃ止むわなあ・・・・・・といまさらながらに思います。
私だったら、自身にとって吉となる命式を持っている友人を探し、コンタクトをとるように心がけると思います。
またそういった友人の話をよく聞くように心がけます。
あと、日光浴します!