【四柱推命】結婚時期(駅馬.version)

四柱推命によって結婚時期を見ることが出来るのは、多くの方が知っているように思います。
王道的な読み方をする場合もありますが、今回はちょっとケースバイケースの『駅馬』によって、結婚をみるケースをご説明しようと思います。
駅馬の意味とは?
前記事でも少し説明をしていますが、駅馬とは何か少しご説明を致します。
駅馬とは『忙しく動き回る』と言う意味が中心となります。
年支or日支 | 子 辰 申 | 巳 酉 丑 | 寅 午 戌 | 卯 未 亥 |
支 | 寅 | 亥 | 申 | 巳 |
↑のような状態で発生します。
基本的に遠距離恋愛や遠距離結婚に発展しやすい人は、年支が日支(結婚相手)を駅馬としている場合です。
遠距離恋愛をしやすい人の記事にて詳しくご説明しています^^*
また、年支か日支が歳運(1年)や大運(10年)と駅馬になっている場合、その年は多くの移動や変化、人事異動などがあります。
転居、転職、転勤などを表します。
歳運と駅馬の状態の場合、1年間にかけて移動や変化が訪れます。
もしかしたら旅行かもしれませんし、人事異動がある可能性もあります。
十年ある大運の場合、十年間をかけて移動することに出会います。
たとえば『遠方へ結婚』などもありますが、転勤族になったりもします。
居場所が変わりやすいことは確かでしょう。
駅馬の時期に遠距離恋愛相手と結婚があり得る
たとえば駅馬の時期、旅行に行く機会が増えることも多いです。たとえば、自身に壬や偏印、沐浴と海外に縁の強い星があれば、海外へお引越し――だなんてこともあります。
もし、結婚するお相手と天戦地冲などしている場合『普通とは違うこと』が吉となります故、海外へ移住などは吉と転じます。
駅馬の時期などには結婚しやすい時期となるかもしれません。
遠距離恋愛中の方は、駅馬の時期をチェックしてみると良いですね。
P.S.
遠距離相手のもとへ自分自身が赴き結婚する場合は、駅馬があるとスムーズに進みます。
また、お相手が自分の元へ来てくれる場合は、お相手に駅馬があるかどうかを見てみると良いですね。
駅馬の時期の出会い
元々、駅馬を日支に駅馬を持っている人は、遠方の人と縁が強いために遠距離恋愛となりやすいです。
そして、この駅馬の時期には旅先で良縁を得るなどということもあります。恋人がいない場合には旅行に出てみると良い時期です。
また、日支が駅馬になっていると良いです。
駅馬の時期には何が起こりやすい?
上記にて、遠距離恋愛相手と結婚や出会いについて書いていますが、どちらも日支の駅馬の場合です。
これが年支の場合は、仕事関係に影響を及ぼしやすくなります。
たとえば、転勤などが起きるのも駅馬ですが、十年間の大運に駅馬が巡ってきますと単身赴任などの意味などもあります。自分の家を離れるという意味があるためです。
条件次第(天乙貴人と同居し天馬貴人となるとか)では、昇進などもあります。
とにかく忙しい時期となりますので、家に帰る時間がほぼなかったりし、家を空けやすい場合もあります。ひたすら忙しいだけのいわゆる貧乏暇なしとなるのは、衰、病、死、絶などの通変星のときです。結果が期待できるのは、長生、冠帯、建禄、帝旺の通変星のときです。
駅馬自体は『忙しさ』や『動き回る』というせわしなさを表しますが、吉凶に関してはいっしょにある星に決められます。
生活だけではなく、精神の忙しさなどもあります。
とにかく移り行くことを楽しむしかありませんね。